リア王読了 2013年04月17日 Book コメント:0

 
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リア王 (新潮文庫) [文庫]
http://www.amazon.co.jp/dp/4102020055

内容紹介
老王リアは退位にあたり、三人の娘に領土を分配する決意を固め、三人のうちでもっとも孝心のあついものに最大の恩恵を与えることにした。
二人の姉は巧みな甘言で父王を喜ばせるが、末娘コーディーリアの真実率直な言葉にリアは激怒し、コーディーリアを勘当の身として二人の姉にすべての権力、
財産を譲ってしまう。老王リアの悲劇はこのとき始まった。四大悲劇のうちの一つ。


―amazon商品の説明より―


・・・・◆・・・・


以前映画「英雄の証明」(原題:Coriolanus)を見て、松岡正剛さんの千夜千冊「コリオレイナス」に言及しているページを検索したとき以来、
いつか読んでみようと思っていたリア王。
少し大きな書店に行かないとなかったので、かなり時間が経ってしまいましたが、ついに先日読了いたしました。

正直、とても面白かったのです。
有名な古典にはあらすじを知っているだけで読んだつもりになっている本がたくさんありますが、このリア王もその代表作かもしれません。
他人の振り見て我が振りなおせ、そんなわかりやすい教訓をたっぷり含んだお話としての認識を覆されました。
どの登場人物も始めのうちはどこかにその心情を理解できる部分があって、なかなか複雑な心境で読み進むうちに、悲劇の嵐に巻き込まれていき・・・
あまりの救いのなさに、長年結末を変えられた脚本で上演されていたのも多少は理解できます(いちじるしく作品の価値を損なうことですが)。

読んで迫力のあるこの台詞に、さらに命が吹き込まれたお芝居はどんなものなのか、観たくなってしまいました。



* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …



その頑迷なまでの高潔さ、そして意思の固さゆえに周囲に理解されぬまま、みずから悲劇の中に飛び込んでいってしまうという点では
きっかけを与えてくれた映画「英雄の証明」のコリオレイナスも同様にすさまじい。

レイフ・ファインズ初監督作で主演。
彼の意気込みと情熱は、その演技から強く伝わってきます。
むしろ、それのみで最後までなんとか魅せてしまう(おっと、彼の母親(ヴォルムニア)役のヴァネッサ・レッドグレイヴの演技も素晴らしい!)。
映画全体としては大成功とはいいにくい作品ですが・・・^^;



  




・・・ちなみに、この亀さんはコリオレイナスの友人の名前をとって、メニーニアスと名づけました。


PlayStation(R)Home Picture 2013-04-05 08-43-43





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